【ニュース】点滴連続殺人事件 元看護師死刑求刑

ナースの部屋

少し前に、『元看護師/旧大口病院点滴連続中毒死事件』を書きました。

本日10月22日、横浜地方裁判所で、被告である久保木愛弓(34)に検察が、死刑を求刑しました。

弁護士側は、心神耗弱状態だったとして、無期懲役が相当だと主張していました。

検察は、「被告の精神障害の影響は極めて小さく、犯行は計画的で完全責任能力があった」と述べ、「家族と共有できた時間や安らかに天寿を全うする権利を勝手に奪われる理由はない。人生の終幕を他人が左右することは声明への冒とくだ。3人を殺害した結果は重大で求刑を選択せざるを得ない」と死刑を求刑しました。

被告は、「消毒薬を混入しなければ退院できたり、家族に見守られながら静かに最期を迎えられた人たちでした。身勝手な理由で大切な家族を奪ってしまい、申し訳ないと思っています。死んで償いたいと思っています」と述べました。

つまり精神状態・疾患を理由に弁護側は主張したようですが、計画性もあり、判断能力もあったと判断され、死刑が求刑されました。

命を支える、預かる仕事でもある看護師が、命を奪うという事(看護師でなくともですが)は、重罪です。殺された方、遺族の思いを考えると本当にお気の毒で、胸が詰まります。命を命で償うとは言っても、家族の思いは癒えるものでもないし、すごく胸苦しさを感じました。この元看護師も、こんなことをする前に、どうにか心を取り戻せなかったのかと悔やまれます。

看護師の仕事は辛くしんどい。けど、殺していい、殺して楽になる、という発想はどうしたってならない。この人は、なぜ、そんなことをしてしまったのだろうか、なぜここまで追い詰められていたのなら、逃げ出さなかったのだろうか。きっと、この被疑者も何度も思ったことでしょう。

どうか、こんな悲しく、やりきれないことが起こりませんように。

すごく胸に突き刺さる事件でした。

 

 

 

 

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